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就職に簿記検定試験は必要か

 税理士事務所等(税理士法人、税理士事務所)の求人によっては「簿記2級合格者に限る」という記載があります。

税理士試験の会計科目合格者以外は必要

 簿記検定試験に合格している方が採用されやすいのは事実です(税理士試験の会計科目(簿記論・財務諸表論)合格者を除く)。応募資格要件の中に「簿記2級合格者に限る」と明確に記載してるところもあります。
 
 求人を出すと色んな人が応募にきます。簿記を持っていなくても経理事務経験があれば良いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、経理事務経験といっても様々で、エクセル入力やワード入力しかしていないのに「経理事務の経験がある」という人もいますし、中には書類整理しかしていない人もいます。悪質な人だと、このように書類整理しかしていないのに「仕訳入力ができる」と言う人もいます。信用して採用すると大変です。仕事が処理できない当人が困るのは当然ですが、会社も困ります。人が足りないからお金と時間をかけて募集活動をして採用したのに、仕事できなければまた募集活動をしなければいけません。
 
 税理士事務所等の仕事は、お客様から預かった資料を会計ソフトに仕訳入力するのが主な仕事です。エクセルやワードの処理、書類整理は副次的な仕事であって、税理士事務所等のメインとなる仕事ではありません。
 
 税理士事務所等の仕事に簿記検定試験の合格は必要ありませんが、簿記検定試験で学ぶ知識は必要です。知識を有していることを証明するのに一番簡単なのが合格なのです。
 

 
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