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社会人でも通える税理士試験免除の大学院

 税理士試験免除を受けるために大学院進学を考えていて、大学院進学のために仕事を辞めるかどうか考えている人は、社会人でも働きながら通うことができる大学院がありますので、仕事を辞める前に一度、働きながら通えるかどうか考えてみてください。

授業は平日夜と土日が中心

 税理士試験免除のために大学院進学を考えている人は、社会人にも多くいます。大学院というと平日の昼にあるイメージがありますが、最近では社会人大学院(ビジネススクール)等のブームもあり、大学院によっては社会人のために授業を平日の夜と土日を中心に行っているところがあります。このような大学院の中には、税理士免除を受けることができる大学院もあります。

社会人の大学院通学はかなり忙しい

 大学院は、大学同様に卒業するのに所定の単位を取得する必要があります。通常は、大学院1年次に必要単位の殆どを取得し、2年次に修士論文の作成に専念するのですが、社会人は平日夜と土日しか授業を受講できないため、一般的には卒業単位を取得するのに2年かかります。そのため2年次には授業と修士論文作成が重なり、かなり忙しくなります。特に税理士事務所に勤めている人は、修士論文提出時期(12月から2月)と年末調整・確定申告時期が重なるため、計画的に論文作成しなければ留年ということもありえます。
できる限り仕事は辞めない
 今の職場に何の未練がないのであれば、辞めてもよいかもしれませんが、このご時勢、再就職をしようと思ってもなかなか良い条件の会社に働けるというわけではありません。また、税理士になれても今と同じだけの収入が保証されるわけではありません(独立、勤務税理士に関係なく)。そのため、税理士試験免除のために大学院に進学する場合であってもできる限り今の職場を自分から辞めないほうが良いと思います。
 

 
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