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大学院進学のメリットデメリット

 税理士試験の一部科目免除のために大学院に進学するメリットとデメリット

税理士試験免除のメリット

 税理士試験一部科目免除のために大学院に進学するメリットは概ね次のとおりです。
  1. 税理士試験より合格期待値が高い
  2. 税理士になれる予定が立てやすい
  3. 税理士試験と同時並行することで短期合格(税理士試験合格)が期待できる
 税理士試験は大原やTACなどの受験予備校で成績上位であっても合格できないことがあり、いつ5科目合格を達成できるか不透明です。

 これに対して大学院進学による税理士試験一部科目免除は論文審査で不合格になる人は少数のようですし税理士になれる時期が試験組に比べて予定できます。不合格者の多くが認定対象外論文(税法論文でないもの)か盗作論文(コピペ論文)です。所定の大学院で一定の論文を作成すれば論文審査で不合格になることは少ないようです。
 
 また、大学院によっては大学院に通いながら税理士試験を受験することもできますので、在学中に免除科目以外の試験に合格して卒業と同時に論文申請し、認定合格で税理士という短期合格も期待できます。1年目簿財合格、2年目に税法1科目合格すれば卒業と同時に論文の審査申請し、認定合格を受けることができれば税理士です。これなら2年合格も不可能ではありません。税理士試験5科目を2年で試験合格するのは至難の業です。合格できたら受験予備校のパンフレットに掲載されるかも…。

税理士試験免除のデメリット

 税理士試験一部科目免除のために大学院に進学するデメリットは概ね次のとおりです。
  1. 大学院の学費が高い
  2. 論文作成が結構大変
  3. 論文審査に落ちると時間と学費が無駄になる
  4. 大学院税理士の風評被害がある
 税理士試験免除のために大学院に進学すると当然ですが、大学院の学費が発生します(大学院の費用)。大学院では通常の講義のほかに論文作成をしなければならず、結構大変だと聞きます。大学院の定期試験や卒業試験には大学院の試験勉強や論文作成等にかかりっきり…という人も。

 これだけして、もし大学院で作成した論文が国税の論文審査で不合格になってしまったらこれらの費用と労力が無駄になってしまいます。しかも精神的ダメージも大…。

 さらに、大学院税理士の風評被害もあります。多くはありませんがたまに耳にします。
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