大学3年生のときに受験できるように授業を選択する

　一定の大学であれば大学3年生になれば日商簿記1級に合格していなくても税理士試験の受験資格を得ることができます。

大学3年生で税理士試験を受験する場合の条件

　大学3年生の8月に税理士試験を受験しようと思えば、1年・2年次に下記条件を満たす単位を取得する必要があります。
　

大学3年次以上の学生	法律学又は経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した者
	一般教育科目、外国語科目、保健体育科目及び専門教育科目という従来の4区分制を採用している大学等において法律学又は経済学に属する科目を含め36単位（外国語及び保健体育科目を除く最低24単位の一般教育科目が必要）以上を取得した者

　近年、大学の学部名だけでなく、科目名もカタカナのものが増えてきています。税理士試験受験資格の要件を満たす科目と思っていたのに、そうでなかった…という事にならないように履修登録するときには必ず大学の教務課などで確認しましょう。

法律学に属する科目とは

　国税庁HPによると「法律学に属する科目には、法学、法律概論、憲法、民法、刑法、商法、行政法、労働法、国際法等が該当します。」と記載されています。

経済学に属する科目とは

　国税庁HPによると「経済学に属する科目には、（マクロ又はミクロ）経済学、経営学、経済原論、経済政策、経済学史、財政学、国際経済論、金融論、貿易論、会計学、簿記学、商品学、農業経済、工業経済等が該当します。」と記載されています。

微妙な科目名の場合はどうすれば良いか？

　もし科目名がカタカナで上記科目名にピッタリ一致しない場合は、授業内容が記載されているもの（履修登録するときに貰う講義要項など）を願書申込の前に各国税局人事第二課（沖縄国税事務所人事課）試験担当係へご照会して下さい。
　