税理士試験についてわかりやすく説明しています。
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税理士試験に合格したいならアルバイトは制限する

 大学生は彼氏彼女と遊んだり、飲み会やコンパなど遊びの誘いが多いためアルバイトをしている人が多いですが、税理士試験合格を考えるのであればアルバイトは控えたほうが賢明です。

税理士試験は真面目に勉強しないと合格できない

 税理士試験を日商簿記の延長線上に考えている人がいますが、まったく違います。日商簿記はアルバイトをしながらでも隙間時間を活用すれば合格できますが、税理士試験は隙間時間では絶対に合格できません。特に複数科目受験や税法科目はある時間全てを勉強に捧げないと合格が難しくなります。

勉強時間は買ってでも欲しい

 大学在学中に簿記論と財務諸表論くらいに合格できたらいいかな、と考えているのであれば、アルバイトをしながら受験しても大学3年4年生で合格できるかもしれませんが、大学在学中に3科目〜5科目合格を目指す人はアルバイトをしている余裕は無いです。そのくらい複数科目受験は時間との勝負です。
 時給1,000円のアルバイトをするということは、1時間の勉強時間を1,000円で売るということです。税理士試験を本気で勉強している人からすると、1,000円で1時間売ってくれるなら買う!という人は結構いると思います。そのくらい勉強時間というのは貴重なのです。集中して勉強するために有料自習室の契約をする人がいるくらいです。

短期合格を目指す人はアルバイトをするくらいなら奨学金を借りた方がマシ

 税理士試験の短期合格のためにはアルバイトをする余裕がないことは確かですが、それでも経済的な事情でアルバイトをしなければいけない人がいるのも事実だと思います。そういう人は、考え方にもよるのでしょうが、奨学金などを活用するもの一つの手段ではないかと思います。税理士試験受験生の今の時間は1,000円でしか売れないかもしれませんが、税理士試験に合格して税理士になった暁には1時間の価値は4〜10倍くらいになります。税理士になれなかったとしても正社員で働けば2倍くらいにはなるはずです。
 そう考えたら勉強時間を自由に使える大学生の時間を僅か1,000円で売るなら奨学金を借りて将来返済する方が長い目で見るとプラスになるはずです。
 ただし、奨学金で借りたお金で遊んで勉強しなかったら借金だけ残りますよ。
 
 

 
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