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簿記論と財務諸表論は同時受験がオススメ

 簿記論と財務諸表論は別々に受験することもできますが、私は同時受験をオススメします。

相関性の高い科目なので社会人でも同時受験できる!

 簿記論と財務諸表論は税理士試験の中でも勉強ボリュームが大きい科目のひとつですが、同じ会計科目ということもあり、両者の勉強内容はとても似ています。特に財務諸表論の計算は簿記論の知識さえあれば80%くらいはカバーできるため、財務諸表論の勉強は理論中心で合格レベルの成績を取ることができます。

 簿記論と財務諸表論の2科目受験とミニ税法2科目受験を比べると断然簿財2科目受験の方が楽です。

簿財は難易度が低く、合格しやすい

 税理士試験の中でも簿財は比較的難易度が低い科目のひとつです。税理士試験は相対評価試験で、受験生の上位約10%が合格します(簿財は例年15%前後)。相対評価試験であるため受験生の質(レベル)によって難易度が変動するということです。税理士試験を始めて受験する人の多くが簿財から始めるため、簿財の受験生レベルは税法科目の受験生レベルに比べると格段に落ちます。この簿財受験生の中で上位15%以内ですので、税理士試験の中では比較的合格しやすい科目といえます。予備校の講師によっては簿財を「税理士試験の登竜門」と言っている人もいます。

簿財早期合格が税理士試験合格の鍵

 税理士試験は多くの人が5科目合格まで7年から8年程度かかる長期戦の試験です。一年でも早く合格するためには比較的難易度の低い簿記論と財務諸表論を早期に合格しなくてはいけません。そのためにも簿財は同時受験するべきだと思います。

 
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