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予備校の選び方

 税理士講座を開講している受験予備校は多くあります。どの予備校のパンフレットや講座説明会でも、その予備校の良いところしかアピールしませんので、あまり参考になりません。私見とすると、予備校の質は大体似たり寄ったりで、大差はなく、後は「予備校と合うか合わないか」ということだと思います。ただ、そういってしまうと、話が終わってしまうので、一般的に「この受験予備校を選んで良かった」と思えるための予備校選びのポイントを紹介します。
  1. 受講生の数が多い
  2. テキストが見やすい
  3. 講師の質が良い
  4. 交通のアクセスが良い
  5. フォロー体制が充実している

受講生の数が多い
 受講生の数が多いということは、それだけ人気があるということです。人気があるということは、「合格実績が高い」「授業・講師の質が良い」などの各種条件が良いということの裏返しです。また、受講生の数が多いということは、講座への意見(テキストを見やすくして欲しい等)なども多いため授業の質が高い傾向にあります。受講生の数は受験予備校の質を表すバロメーターだと思って良いです。
テキストが見やすい
 当然ですが、税理士講座のテキストは受験予備校によって異なります。受験生に親切なテキストもあれば、配慮を欠くようなテキストもあります。難解な箇所について、わかりやすい図がなかったり、問題に解答ページの記載がなかったり、と受験生に無駄な労力をかけてしまうものがあります。
 
 多くの予備校では、講座を申し込む前にテキストを見せてもらえますので、気になる人は見比べてみるのも良いかもしれません。
 
 また、多くの予備校ではテキスト等を毎年、受講生や講師陣の意見等を聞いて、作り直しています。先にも説明しましたが、テキストについても受講生の多い予備校ほど親切なテキストであることが多いです。
講師の質が良い
 税理士試験は専門性の高い国家資格の試験です。その講座の講師ですから、当然、専門性の高い知識を必要とされます。
 
 ただし、講師の質を比べる時に、高い知識の有していることは絶対条件です。

 講師は専門性の高い知識だけではなく、話し方にメリハリがあるか(話し方が単調でないか)、性格は明るいか、親身に相談に乗ってくれるか、などをチェックしましょう。

 とはいえ、講師個人の質を見極めようと思えば、講座に申し込み、授業に出席しなければなりません。つまり、講座の申込前に判断できません。そのため、予備校選びの段階では、申し込みする科目の担当講師の人数、講師暦をチェックしましょう。これは申し込みのときに受付で確認することができます。講師暦が長い講師が複数人いる講座がベストです。
交通アクセスが良い
 いくら良い予備校であっても、通学に不便な場所にあったり、通学時間がかかるのはオススメできません。税理士試験の受験期間はとても長いです。一日二日なら多少通学に不便であっても我慢できますが、数ヶ月もの間通学し続けるのは大変です。
フォロー体制が充実している
 税理士試験は長丁場の試験です。受験期間中は、急な仕事が入ったり、体調が悪くなったり、と授業に出席できないことが起こる恐れがあります。そこで多くの予備校では、こういった人のために振替受講制度や、DVD・WEB補講といったフォロー制度を設けています。このフォロー制度は予備校によって、異なりますので、資料請求や直接問い合わせてご確認ください。予備校によっては、万が一不合格になった場合の再受講の割引制度を設けているところもあります。
 

 
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