一般的な受験科目選択

　税理士試験は11科目あり、どの科目からでも受験することができます。ここでは一般的な受験科目選択を紹介します。

法人税法を選択した人

　法人税法を選択した人は、一般的に次のような科目を選択します。

①実務で役立つ知識を身につけたい人…法人税法、相続税法、消費税法: 　相続税法は勉強ボリュームがありますが、実務では役に立つ税法科目です。消費税法は必須の税法科目。
　
②効率的に合格したい人…法人税法、事業税法、酒税法: 　事業税法は法人税法との関係性が比較的深い税法科目です。また、酒税法なら勉強ボリュームが比較的少なく、かつ、事業税法と受験日が違うため、受験しやすいです。受験日が同じでも良いという人は、固定資産税や国税徴収法でも良いと思います。

所得税法を選択した人

　所得税法を選択した人は、一般的に次のような科目を選択します。

①実務で役立つ知識を身につけたい人…所得税法、相続税法、消費税法: 　相続税法は勉強ボリュームがありますが、実務では役に立つ税法科目です。消費税法は必須の税法科目。
　
②効率的に合格したい人…所得税法、住民税法、酒税法: 　住民税法は所得税法との関係性の深い税法科目です。また、酒税法なら勉強ボリュームが比較的少なく、かつ、住民税法と受験日が違うため、受験しやすいです。受験日が同じでも良いという人は、固定資産税や国税徴収法でも良いと思います。