税理士試験についてわかりやすく説明しています。
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税理士受験の心構え

 税理士を受験するにあたって知っておいて欲しいことを紹介します。

税理士試験合格には5年くらい必要
 大原やTACなどの受験予備校のパンフレットを見ると「2年で税理士合格!」などといった文言がありますが、実際に2年で税理士試験に合格する人は稀です。学生などの受験専念で3年から5年、社会人は5年以上というのが一般的です。他の資格試験に比べると資格取得までに時間がかかります。継続力・持続力が必要になる試験です。
全員が必死
 税理士試験は、簿記検定試験などの試験と比べると、受験生の質が高いです。皆、試験当日まで毎日必死で勉強しています。同じような合格率であっても受験生の質が違うため、合格率以上に合格が難しく感じます。(記念受験者が少ない)
 
 簿記1級の合格率は大体10%です。税理士試験の簿記論も同じくらいです。同じくらいですが、「難易度は簿記論の方が難しい」と多くの受験生が言っています。
努力が報われるとは限らない
 これはどの試験にも言えることですが、試験は必ずしも努力が報われるとは限りません。どんなに一生懸命勉強してきても不合格になってしまうときもあります。予備校の模擬試験で常に上位10%以内に入っている人が不合格で、一度も上位30%に入ったことがない人が合格することがあります。
 
 試験は年に1回です。努力すればするほど不合格になった時の気持ちの落ち込みはひどいです。しかし、これは税理士試験合格者の多くが経験しています。そして、多くの人がその苦痛に耐えて税理士試験に合格しています。
税理士になったからといって生活が保障されるわけではない
 税理士になったからといって年収が保障されるわけではありません。勤務税理士なら若干の給料アップはあるでしょうが、保障はありません。それは独立税理士でも同じことです。
 

 
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