税理士試験についてわかりやすく説明しています。
税理士試験がよくわかるサイト

まずは受験資格を得る!

 税理士試験は誰でも受験できるわけではありません。一定の要件を満たさなければ試験を受けることさえできません。
 ここでは高校生が税理士試験の受験資格を得るための方法を説明します。

高校生が受験資格を得るには4パターン

 高校生が受験資格を得るために現実的な方法は下記4パターンあります。
  1. 受験資格を得られる大学等に進学
  2. 日商簿記検定1級合格
  3. 全経簿記検定上級合格
  4. 税理士事務所等で3年の実務経験を積む
 税理士試験受験資格は上記以外にもありますが高校生には現実的ではないのでここでは省略します。詳しく知りたい人はこちらを参照下さい。
どれが一番良いか
 どの方法が一番良いのかといえば、その人の環境によって違いますが、一番税理士になりやすいのは大学進学です。税理士試験受験資格を得られる大学に進学し、受験資格を得るまでは大学の授業に集中しながら日商簿記などの勉強をします。きっとこれが高校生の税理士試験受験の王道でしょう。税理士の受験資格を得られる大学はこちらで検索できます。
 
 日商簿記1級、全経簿記上級も良いですが、税理士試験には関係ない項目(工業簿記等)も勉強しなければいけませんしね。
受験資格を早く欲しい人は日商簿記1級、全経簿記上級の合格
 税理士試験の受験資格を得るために一番早い方法は日商簿記1級か全経簿記上級の合格です。
 大学進学しても受験できるのは最短で大学3年生の夏ですし、実務経験も3年必要です。
 これに対して日商簿記1級か全経簿記上級合格の場合は、合格すれば即税理士試験を受験できます。1年でも早く税理士試験を受験したいのであれば日商簿記1級か全経簿記上級合格が一番です。
日商簿記1級と全経簿記上級の合格率
 日商簿記1級と全経簿記上級の合格率は概ね次のとおりです。
 日商簿記1級の合格率 : 5%-15%
 全経簿記上級の合格率 : 15%-20%
 
 合格率と難易度は全く同じと言うわけではありませんが、参考にはなると思います。ちなみに就職で役立つのは圧倒的に日商簿記1級です。
 
 なお、日商簿記1級と全経簿記上級の同時受験もできますので勉強時間がある人はその方が早く受験資格を得ることができますよ。勉強内容も似てますので無理なチャレンジではありません。
 

 
TOP 税理士試験一覧 勉強方法 税理士試験FAQ
Copyright (C) 2011 税理士試験がよくわかるサイト All Rights Reserved.
【掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写・転載などを禁じます。】