簿記論と財務諸表論は関連性が高いため同時受験しやすい科目のため、受験生の多くが同時に受験しています。しかし、受験生の中には社会人などで勉強時間を確保できない人は、1科目ずつ受験している人もいます。
複数科目の受験で気をつけなければいけないのは、共倒れです。複数科目受験生の中には、勉強がどっちつかずになってしまい、両方とも不合格になってしまう人がいます。
勉強スタイルは人それぞれです。学生や受験専念、残業が少ない社会人であれば簿財同時受験も可能ですが、勉強時間を確保するのが難しいのであれば、1科目ずつ受験するほうが結果的に合格が早いかもしれません。
簿記論と財務諸表論は関連性があり、互いに勉強の相乗効果がありますが、これは同時受験でなければ発揮できないというわけではありません。簿記論に合格した翌年に財務諸表論を受験する場合でも同じ効果があります(勿論、財表合格後の簿記論受験も同じ)。
税理士試験は受験期間が比較的長期になります。無理の無い受験スタイルをすることが合格の秘訣であると思います。
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