過去問題を本試験前の模擬試験代わりに活用している人がいますが、税法能力検定に限って言えばそれは間違った勉強法です。税法能力検定には試験傾向があり、毎回その出題傾向に沿った問題になっています。つまり、試験傾向を把握することが合格への近道であり、そのためには過去問題が一番です。過去問題は過去に出題された問題であり、その過去問題を複数回解くことで試験傾向を把握することができます。試験傾向は試験直前に把握できても意味がありません。早ければ早いほど試験対策になるので過去問題集は早い時期に解いた方が良いのです。
なお、これは所得税法、法人税法、消費税法の全ての税法科目について同様で、いずれの科目についても過去問題集を複数回解くことで試験傾向を把握することができます。
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